つい潰したくなるニキビ

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思春期初めの頃から顔にニキビがよくできていた。その頃は「こんな対策がある」というのを調べることも知らなかったので、親に聞いたとおりに爪で挟んで中の膿をにゅるにゅるとひねり出すのが常だった。それが肌によくないと聞いたのはだいぶ後のことで、やめなければと思いつつも一度ついた習慣は消えなかった。何より指でつまめば潰れてなくなるので、「解決した達成感」があるのが厄介だった。今僕の顔にはシミが点々とある。はっきり理由を断定はできないが、ニキビを無理に潰してきたせいだと個人的にはおもっている。

思春期を過ぎ去った今でもニキビはできる。原因は体調の変化なのだろうか、カミソリ負けしたところにできることもあるのでよくわからない。「潰せばシミになる」という恐怖感はあるのだが、未だにやはり潰してしまう。実は背中にニキビができた時があり、そのときは爪で潰しようもなかったので普通に気をつけて洗っていたら直ってしまった。それが顔となると衝動を抑えられず、爪で挟んで、中の膿の芯まで飛び出し、後は血だけが出てくるところまで痛みをこらえてやるのだ。自分で言いながらバカみたいに思える。ニキビが出来きってないときに潰そうとして痛むだけ痛んで膿などまったく出てこないときもあるから、そういう時はますますバカらしく思う。

子供の頃についた習慣というのは誰しも治しにくいものだと思う。最初のうちから各家庭、僕の家庭でもニキビ対策が広まっていればとよく思う。

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